尿道狭窄

症状外傷や感染(尿道炎)の後、尿道が狭くなり排尿障害を生じます。
治療尿道造影や尿道内視鏡などで診断し、内視鏡を使って狭いところを切開したり、尿道を拡張させる治療が必要となります。

尿道炎

尿道から細菌が進入し、炎症を起こします。性行為で感染することが最も多く、セックスだけでなく口淫(フェラチオやクンニリングス)でもうつります。

症状淋菌やクラミジアによる症状は排尿痛と尿道から膿が出るのが特徴です。淋菌とクラミジアでは症状の程度や潜伏期間でおおよその見分けができます。淋菌では性行為後3日ほどで症状が出現し、出る膿も黄色で多いのが特徴です。クラミジアでは症状出現までに10日から2週間ほどかかり痛みは軽く、膿は白く少量でまったく自覚症状のない場合もあります。
治療抗生物質で治療を行います。薬剤耐性菌が増加しているので症状が軽くなっても完治していない場合があります。内服終了後に必ず尿検査を行うため通院が必要です。さらに重要なことは、パートナーの治療です。パートナーにも必ず受診を勧めて下さい。

尿道カルンクラ

尿道カルンクラは中高年の女性に多くみられる良性の病気です。
尿道出口に生じる血豆のようなできものです。

症状著しく大きくならない限りは痛みを感じることは少ないです。
出血をすることが多く、排尿時ティッシュで拭いた時に気づくことが多いです。
治療大きくなったり、出血がひどい時は手術療法が一般的です。